うつ病の原因は自律神経です。
私は、うつ病で、会社を数ヶ月休職しました。
現在は、以前よりも元気になり、無事、会社に復職することができました。
休職した数ヶ月間に、うつ病を治すために、いろいろなチャレンジをしてきました。
うつ病になった当初は、何もやく気がおきず、しばらくの間は、寝ていました。
休養しているうちに、だんだんと気力が沸いてきました。
会社に出社する必要がないため、会社の事を考えなくてよかったことが、ストレスの軽減になったようです。
10日ほどで、本が読める状態まで回復したので、アマゾンでうつに関する書籍を手当たり次第注文して読み漁りました。
平行して、藁をもつかむおもいで、「うつ」というキーワードで、インターネットを検索しまくりました。
その結果、わかったことがあります。
「うつ」に関連する事柄も調べていたのですが、自律神経が正常に動作していないことが原因ではないか、と考えるようになりました。
人間は、交感神経と副交感神経が、交互に働くことで、健康でいられます。
それが、何らかのストレスによって、このバランスが崩れることで、いろいろな障害を引き起こします。
うつ病の原因は、強いストレスで、副交感神経が機能しないことです。
うつ病の原因は、過度なストレスで、交感神経が常に働いている状態になり、副交換神経が働かなくなることが原因だと思います。
副交換神経の働きは、日中に活動で疲れきった体を修復する働くをしているのですが、副交感神経が機能しないと、体を修復することができず、どんどん疲労がたまっていってしまいます。
疲労が限界に達すると、いろいろな機能に障害が発生することになります。
自律神経失調症とは、この交感神経と副交感神経のバランスが崩れておこる症状のことです。
良く知られているのが、「動悸」、「息切れ」、「めまい」、「耳鳴り」などがあります。
ひどくなると、「不眠症」や「偏頭痛」など、生活に支障をきたすようになります。
このように、強いストレスで、交感神経のみ活発に活動して、副交感神経が活動できなくなると、自律神経失調症となって、いろいろな症状を併発します。
文献には、うつの原因が自律神経失調症であると断定していませんが、自律神経の正常に機能しないことにより、ホルモンバランスが崩れることが原因だと思っています。
うつ病対策は、自律神経を正常に機能させる
うつ病対策は、自律神経を正常に機能させることだと考えています。
自律神経とは、交感神経と副交感神経からなっていますが、ポイントは、副交感神経を機能させることです。
副交感神経を機能させる一番良い方法は、呼吸法だと言われいます。
具体的には、ゆっくりと深呼吸することが有効だとされています。
仕事中など、ときどき、手を休めて、座ったままで、深呼吸を10回ほどすることで、かなり改善されます。
余裕があれば、ヨガや瞑想が良いとされています。
また、よく「ストレス発散のためにスポーツする」と言われますが、スポーツして汗を流すことで、副交感神経を活発にさせることができます。
私のオススメは、日常生活で、意識して、こまめに深呼吸をすることと、週に1日は、スポーツで汗を流すことです。
理想的には、毎朝、NHKラジオ体操をすることだと思っていますが、ちょっと難しいですね!
自律神経失調症の治療方法は・・・
自律神経失調症の治療方法には、次の4つがあります。
1.薬物療法
これは、薬によって治し方法ですが、副作用を併発する恐れが高いことと、薬物依存症になる恐れがあるので、オススメできません。
2.心理療法
これは、考え方を変えることで、ストレスを感じなくさせる方法です。
自律神経失調症の原因のほとんどは、ストレスからきますが、ストレスは、感じ方によって、軽減できます。
真面目な人ほど、ストレスを強く感じる傾向が強いそうです。
私の好きな言葉に、「過去の他人は変えられないが、未来の自分は変えられる」がありますが、変えられないものに対して、ストレスを感じても、仕方がないと思います。
いろいろ不満があったとしても、現実を受け入れることです。
結局、ストレスで体を壊せば、自分が損するだけですから。
3.理学療法
指圧とかマッサージ、鍼灸、温熱療法などです。
体のゆがみや筋肉の緊張は、脳にとって大きなストレス要因です。
これらのストレスは、肩こりのような自覚症状がある場合と、自覚症状がない場合があります。
定期的なマッサージなどは、効果があるかと思います。
但し、私の経験では、マッサージしても、効果は、その日だけで、根本的な原因を治さないと、すぐに元に戻ってしまいます。
たとえば、肩こりなどの筋肉の緊張には、適度に運動することがなによりです。
4.生活指導
食事や、睡眠、運動などの生活習慣を改善することです。
食事も、塩分を控えたりすることで、体へのストレスが軽減されます。
睡眠時間も7〜8時間取るのが理想的です。
運動は、週1回は1〜2時間汗を流したほうが良いでしょう。
タバコなども、体にストレスを与えるので、止めたほうが懸命です。
このように、いろいろな方法があります。
1)の薬物療法は、患者にとっては、薬を飲めばよいだけなので、簡単ですが、最後の手段にとっておいたほうが懸命です。
薬というのは、根本的な原因を治すものではないので、薬を飲むなら、人工的に合成されていない漢方薬をお勧めします。
うつ病対策は、運動すること
うつ病になってからは、適度な運動をかかしていません。
うつ病の最大の原因は、ストレスだと思っているからです。
ストレス耐性を強くするたけには、運動はかかせません。
私は、週に最大2度、1時間ほど、アスレチックジムで有酸素運動をしています。
それほどハードなものはしませんが、それでも、運動した後は、頭がすっきりします。
効果があるのだと思います。
土・日にアスレチック・ジムに通っていますが、1週間分のストレス解消をしています。
これは、うつ病治療で病院に行くような感覚なので、義務だと思っています。
月1万円ほどかかりますが、うつ病になると、正常な生活が行えなくなるので、人生にとって多大な損失になります。
本来であれば、常日ごろから、健康管理を徹底して、うつ病にならない生活が理想です。